2020年オリンピックに向けて!パイミーティング inTOKYO

ゆるパイ情報

皆様、こんにちは。
今回は「楽しい」パイのお話。

9月26日 “厨BO!SHIODOME”で日本パイ倶楽部主催のイベント、『パイミーティング2018 inTOKYO』が開催されました。
パイについてのプレゼンテーションや試食などが行われたので、その様子をレポートします。

第1部 学びの部
パイについて日本パイ倶楽部の理事らがプレゼンテーションを行いました。

リボン食品株式会社からはパイの人気と市場について、マーケティングリサーチを実施した結果を発表。
美味しいパイのお店情報もあり、今後の参考にも出来そうと好評いだだきました。

日本製粉株式会社からは「小麦粉で異なるパイの味わい」について。

製粉方法や特徴について講義を受けた後、6種類の小麦粉を用いたパイの食べ比べが行われました。
小麦粉が違うだけで風味や食感、浮きなどがまったく異なり、どのパイが一番好きかで盛り上がったひとコマでした。

フードコラムニストの門上理事からは、料理におけるパイの多様性ついて。

現在パイには器や料理、温度と香りを閉じ込めるなどの役割がありますが、これら以外の新しい使い道を提案していくべきだと感じました。

放送作家などを務める藤井理事は地域の特産品を使ったご当地パイ、「ゆるパイ」についてお話しをされました。

2020年の東京オリンピックで増加するインバウンドとお土産需要を見込み、深川めしパイや今川焼きパイなどの新たなゆるパイを提案しました。

第2部 試食の部
東京・麹町カフェのエグゼクティブシェフ松浦さんによる「秋」を感じるパイのコースが登場しました。

◇前菜 ≪里芋、万願寺唐辛子、小エビを詰めた パイブーシェ≫

一口サイズの色鮮やかなブーシェ。
中に入っているのは、青みかんの皮でマリネした爽やかな小エビと里芋のアリゴ 風です。
赤い万願寺唐辛子と焼きナスのソースと共に頂きました。

◇メイン ≪鶏ひき肉とマッシュルームのパイ ~りんごとカルバドスのクリームソース~≫

鶏ひき肉と鶏レバー、マッシュルームの旨味がぎゅっと詰まった包みパイ。
バターが香るパイとまろやかなソースが、美味しさをさらに引き出していました。

◇デザート ≪塩入りガナッシュのタルト & ミルフィーユプルーン・ローブドサージェン≫

2種類のパイを食べ比べできるデザートが登場。
塩がアクセントのガナッシュタルトは力強い食感の練りパイで、意外にも相性がいいプルーンを挟んだミルフィーユはサクサクと軽い口当たりの折パイです。
折り方を変えるだけで大きな違いが生まれるものだと実感しました。

これからも日本パイ倶楽部はパイの情報を積極的に発信し、パイの可能性を広げていきたいと思います!