バレンタインにぴったり、ハート型のパイ♡

こんにちは。
今回は「簡単な」パイのお話。

2月14日はバレンタインデー。
恋人や友人、家族にチョコレートを渡す日ですね。
バレンタインに手作りスイーツを渡す方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんなバレンタインにぴったりのパイがあるんです。

そのパイとは「パルミエ」!

パルミエは、断面がハート型になるようにパイ生地を巻いたお菓子。
フランス語で椰子の木という意味で、ヤシ植物の葉に形が似ているため、この名前が付けられたそうです。

今日はこのパルミエの作り方をご紹介。
フランス伝統菓子であるパルミエも冷凍パイシートを使えば簡単に作れるんです。

●ココアシナモンのパルミエ

(材料)
・冷凍パイシート(18×18㎝) 1枚
・グラニュー糖 大さじ3
・シナモンパウダー 小さじ1/2
・ココアパウダー 小さじ1/2
・胡桃(刻んだもの) 大さじ2

(作り方)
①パイシートの表面に刷毛で水を塗り、グラニュー糖半量とシナモン、ココア、刻んだ胡桃をのせる。

②パイシートの両端を中央に向かって2回折り曲げ、さらに半分に折り軽く押さえる。

③表面に水を塗り、グラニュー糖(大さじ1)をまぶしつける。

④生地をラップに包み冷凍庫で30分~1時間冷やす。

⑤パイ生地を8mm幅に切り分け、オーブン皿に並べ、残りのグラニュー糖を振りかける。

⑥200℃に予熱したオーブンで約15分、裏返して約5分焼く。

何とも可愛らしいパルミエが簡単にできちゃいます!
このパルミエに溶かしたチョコをかけたりしても豪華になりますよ。
一度に多くの数が作れるので友チョコにも最適です。
ハート型のパルミエで、大切な人に日頃の愛と感謝を伝えてみてはいかがでしょうか。

パイ=萌え断のイメージを目指して

こんにちは。
本日はパイの“楽しい”お話です。

突然ですが、みなさんはパイの断面にときめいたことはありませんか。

最近ではインスタ映えが昨年の流行語大賞に選ばれる等、
年々SNSに投稿したくなるような、可愛い・おもしろい食べ物が注目される傾向がとても強くなっています。

そんな中、SNS上でタグ付けされる言葉の中に良く目にする『萌え断』というワード。

萌え断とは….
サンドイッチや巻き寿司などの食品を切ったときに生まれる、見る人の目を楽しませるような断面のことを言います。

インスタで『萌え断』としてよく取り上げられている食べ物はサンドイッチが多いのですが、

私はときめきを与えてくれる断面と言えば、層が何重にも重なり合うパイが1番『萌え断』なのではないかと思うのです。

 

ちなみに私が最近、萌え断!と感じたパイの商品はこちら↓↓

先日ご紹介したジャパン・パイウィークで見つけた
Pie Holic ららぽーと横浜店限定の商品です。

・スコッチエッグパイ 500円(税込)

ビーフミートに鶏肉の卵をまるごと入れた伝統のスコッチエッグをそのままパイに入れた商品で、カットした時に現れるパイの折り重なる層と卵の断面がなんともいえない愛らしさを感じさせてくれます。
思わず「萌え!」といってしまいそうな可愛らしさですね。

こちらの商品は残念ながら、ジャパンパイウイーク限定の商品の為、現在購入することはできませんが、Pie Holic六本木店では他にも『萌え断』な商品を楽しむことができます。

・Happy  Anniversary 648円(税込)

小さなウェディングケーキのような華やかさ。日常の小さなお祝いにあげたくなる、自分へのご褒美にしたくなるような可愛いパイです。色とりどりのアーモンド風味の生地が『萌え断』なサプライズを演出。

タルトの為、パイの層感はあまり感じられませんが、こちらは『萌え断』フードとパイがコラボレーションしたなんとも可愛らしい萌え商品です。

・・・・・・・・・・店舗情報・・・・・・・・・・・

HP :http://www.tgn.co.jp/hall/yokohama/ph/

店名    :Pie Holic
所在地   :神奈川県横浜市中区新港1丁目3番1号 MARINE&WALK YOKOHAMA内
電話番号  :045-227-6777
営業時間  :11:00~

店名    :Pie Holic 六本木
所在地   :東京都港区六本木6丁目2番31号六本木ヒルズ ノースタワー1F
電話番号  :03-5786-7500
営業時間  :11:00~21:00

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調べてみると、パイ=萌え断という認識はまだまだ定着していないように感じますが、パイを愛する者の一人として様々な『萌え断』パイをみなさまに発信し続け、

#パイ
#萌え断

のタグセットをSNS上で流行らせていきたいと思う今日この頃です。

暖かいお家でパイ作りを♪

こんにちは!

今日は”楽しい”パイのお話。
最近発売されたパイに関する本をご紹介します。

寒い冬に出会う、温か~いパイは美味しさも格別ですが、雪が降ったりいつ見ても曇り空だとパイを食べに外に出るのも億劫ですよね。
そんなときはお家でパイ作りやパイの基礎をお勉強するのはいかがでしょうか?
どんなお店で買うよりも焼き立てアツアツのパイで美味しく冬を乗り越えましょう♪

1.「本当はラクなパイ作り: 忙しい人こそうまくいく たどり着いたレシピは「作りおき」と「分割仕込み」」
空閑 晴美 著
2017年11月発売
¥1,404

アップルパイやミートパイなど人気があるにも関わらず、やや手間がかかるイメージがあるパイ作り。
本書では、長年料理教室で教えてきた著者が、小さな失敗もめんどうも極力なくした、シンプルで今までになく作りやすいレシピを提案。
何より新しいのは、通常のパイ生地作りで行う「寝かせる」工程を、
「寝かせる」のではなく冷蔵庫や冷凍庫に入れっぱなしとすることで、毎日少しの時間で仕込みを行うことができる。
つまり、日々の生活の中、あるいは時間のある時に10分程度の仕込みを行っておけば、
あとは出来上がった生地にフィリングなどを加えて焼く、という新たな発想です。
これなら、日々の生活や急な来客にもぴったりの、焼き立てのパイをふるまうことができます。

 

2.「秘密の型なしパイ」
河井 美歩 著
2017年12月発売
¥1,512

世界でいちばん簡単なパイ、「ガレット」。
アメリカで「ガレット」と言えば、そば粉のクレープのことではなく、型なしパイを指します。
パイ皿もタルト型も不要で、のばした生地に具材をのせて、縁を手で折りたたむだけでできあがり。
少しくらい生地が割れても大丈夫!果汁がしみ出してきても問題なし!!
アメリカの家庭でよく作られているこのパイは、いかにもアメリカ的な開放感で以て、お菓子を作る楽しさをストレートに伝えてくれます。
ビーガン(菜食主義者)向けに開発された「卵なし・バターなし生地」や、「グルテンフリー生地」、「練り込みパイ生地」のお好みの3種の生地からガレットが簡単に作れます♪

 

3.「保存できるからまいにち“おいしい”が食べられる バターを使わない作り置きのお菓子 ~クッキー、タルト、パウンドケーキ、プリン、ババロア、ゼリーなど手軽に作れるとっておきレシピ~」
吉川 文子 著
2017年12月発売
¥1,490

バターを使わないで作れる、保存ができるお菓子を紹介します。
クッキーやスコーン、パウンドケーキ、タルトなどの焼き菓子から、プリンやババロアなどのデザートまで、
あきのこない、人気のお菓子ばかり。
どれも日持ちするので、食べたいときに食べることができます。
バターを使わないから、とっても簡単に作れて美味しい!そのレシピの数なんと47!
アップルパイはもちろん、タルト・オ・シュクルやアーモンドタルトなどタルトのレシピも豊富です。

4.「rakra (ラクラ) 北のスイーツ紀行。」
rakra編集室 出版
2017年12月16日発売(ムック)
¥800

東北地方の情報誌でアップルパイに使う美味しいリンゴの秘密を探るのはいかが?
12月号のラクラでは生産者やパティシエを訪ね、スイーツをめぐる旅へ。
ブラムリー、紅玉、紅の夢……。アレンジ豊富なクッキングアップル。
おばあちゃんの代から、甘露煮にしてきた、にかほ市のいちじく。
弘前市には、「アップルパイをめぐる旅」へ。
生産者と風土、産地の物語が、パティシエの想像力で、キラキラ輝くスイーツに変身します。
そこへ行かなければ味わえない、魅惑のスイーツをご紹介。

パイ作りでも最近の流行りはグルテンフリーやバターなしなどヘルシー路線のようです。
本を参考に、オリジナルレシピを考案するのも素敵ですね♪

パイ専門店が集結するパイイベント「ジャパン・パイウィーク」

こんにちは。
今日は「おいしい」パイのお話。

皆さん、パイ発祥の国イギリスで毎年行われている「ブリティッシュ・パイウィーク(British Pie Week)」をご存知ですか?
ブリティッシュ・パイウィークは、パイを作ったり食べたりして思い思いにパイを楽しむ期間。
イギリスではその間、パイを提供しているお店が増えたり、パイにまつわるイベントが各地で開催されています。
毎年3月の1週目の月曜日から日曜日に行われており、国民的行事だそうです。

そんな楽しいパイのイベントが、続々とパイ専門店がオープンしている日本にも上陸!
その名も「ジャパン・パイウィーク(Japan PIE Week)」♪
ブリティッシュ・パイウィークとは少し違うのですが、パイの専門店が一堂に集結し、そこでおいしいパイを食べることができるんです。

ジャパン・パイウィークは2018年1月17日(水)から1月21日(日)の5日間、神奈川・ららぽーと横浜で行われ、関東近郊の人気パイ専門店が多く出店します!

例えば、アメリカ西海岸スタイルのパイが多く並ぶ「パイホリック(Pie Holic)」。

自由が丘の住宅街に佇む隠れ家的カフェ「ボン モマン(Bons Moments)」。

吉祥寺の手作りパイとキッシュの専門店「ブレイクタイム(BREAK TIME)」。

パティシエールが作る全粒粉パイ専門店「M.サンタ(M.Santa)」。

などなど各店自慢のスイーツパイ・セイボリーパイの数々を横浜で食べることができますよ。

また、移動式コーヒーショップ「眞田珈琲」も登場し、パイに合うカフェラテやコーヒーも一緒に楽しむことができます。
サクサクであつあつのパイとコーヒーで、ほっと一息。
ショッピングの休憩がてら立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

【開催概要】
「ジャパン パイ ウィーク(Japan PIE Week)」
開催期間:2018年1月17日(水)~1月21日(日)
営業時間:10:00~18:00
場所:ららぽーと横浜 平面駐車場特設会場
住所:神奈川県横浜市都筑区池辺町4035-1
アクセス:JR横浜線「鴨居駅」より徒歩7分(駅からのシャトルバスあり)

<出店店舗>
パイホリック(Pie Holic)/ボン モマン(Bons Moments)/ブレイクタイム(BREAK TIME)/M.サンタ(M.Santa)ほか

新年のお祝いにユニークなガレット・デ・ロワを

明けましておめでとうございます。

本年度もパイの魅力を皆様にお届けできるよう、
パイに関する情報を少しでも多く発信してまいりますので、
2018年も日本パイ倶楽部の応援を何卒よろしくお願い申し上げます。

では、さっそくですが、
2018年初のパイ情報はパイの“おいしい”お話から。

みなさまは、2018年初パイは何を食べられますか?
やはり、年明けに食べるぴったりなパイと言えば
年始をお祝いする食べ物『ガレット・デ・ロワ』ではないでしょうか。

昨年もこちらのブログにて、
『ガレット・デ・ロワ』についてご紹介しておりますが、

おさらいすると….
ガレット・デ・ロワとはフランス発祥のパイ菓子。
1月6日の公現祭(こうげんさい)に食べられ、
「ガレット・デ・ロワを食べないと一年が始まらない」と言われるほどの
フランスでは定番お菓子のことをいいます。

元々、日本ではポピュラーではなかったこのパイ菓子も
ここ数年でガレットデロワを販売するお店が増え、
日本テイストなガレット・デ・ロワが販売される等、
独自の進化を遂げたガレット・デ・ロワたちが続々登場しています。

では、どんな進化を遂げたガレット・デ・ロワがあるのでしょうか。。。

今年のガレット・デ・ロワの紹介は
ちょっと変わったものに焦点を当てご紹介したいと思います。

プティ・ガレット・デ・ロワ

販売会社:フジパン株式会社

『ガレット・デ・ロワ』をモチーフに
アーモンド風味豊かなケーキ生地と
フェーブの代わりにアーモンド一粒をパイで包んだ商品。

ガレット・デ・ロワといえば何人かで切り分けて楽しむイメージですが、
こちらの商品であれば、一人でも気軽に楽しむことができますね!

<商品情報>
【商品名】 プティ・ガレット・デ・ロワ
【価 格】 参考価格95円(税別)
【発売日】 2017年12月1日(金)~
【店 舗】 全国スーパー、コンビニエンストア 等 ※北海道、沖縄を除く

ガレット・デ・ロワパンケーキ

販売場所:サラベス

『ガレット・デ・ロワ』をアレンジし、
アーモンドクリームとカスタードを
合わせたクリーム“フランジパーヌ”と
パイを挟んだパンケーキに仕上げられています。

又、ガレット・デ・ロワを楽しむ行事の一つは
このパイ菓子に隠されている「フェーヴ」(Fève)という
小さい陶器の人形が誰に当たるか、というところですよね。

こちらのパンケーキには1日5名様限定で
フェーヴに見立てたアーモンドが隠されており、
見事“当たり”を見つけた幸運の持ち主の方には、
サラべスオリジナルクッキーのプレゼントがあるのだとか。
お正月の運試しに、このスペシャルメニューを
楽しむのも面白いかもしれません♪

<商品情報>
【商品名】 ガレット・デ・ロワ パンケーキ
【価 格】 1,450円(税別)
【期 間】 2018年1月2日(火)~14日(日)
※品川店は1月3日(水)~
【店 舗】 ルミネ新宿店/品川店/東京店/名古屋店/大阪店

以上、まだまだ増えるユニークなガレット・デ・ロワたち。

オーソドックスなガレット・デ・ロワとは別に
今年はいつもと違ったガレット・デ・ロワを
楽しんでみてはいかがでしょうか。

パイ専門店続々オープン♪

こんにちは!

今日は「美味しい」パイのお話。

2017年もたくさんの新規オープンしたパイ専門店をご紹介してきましたが、パイブームはまだまだ留めることを知らず・・・
今回は東京にオープンした2店をInstagramの投稿とともにご紹介します☆

1.オーナーは西海岸で修業された本格派!
「Good Company The American Pie」

調布市に11月3日にオープンしたこちらのお店。
パイに魅せられたオーナーが「アメリカのように子どもから老人まで幸せそうに食べるパイ」を日本でも提供したいとの想いからオープンに至ったそう。
DIYで手作りの店内には7席のイートインコーナーとテイクアウト用のカウンターがあり、ほっこり落ち着く空間。
オープン当初から大人気で売り切れ続出だそうですよ♪

ピーカンチョコレートパイ、バナナクリームキャラメルパイなどのアメリカの定番人気パイはもちろんのこと、ミートパイやキッシュ、ブラウニーなども置かれています。
もちろん、今の時期にはポットパイも!
近所にあったら、パン屋さんに行くような感覚で毎日通いたくなってしまいますね☆

住  所:調布市緑ヶ丘1-10-7
営業時間:11時〜20時(なくなり次第終了)
定 休 日: 水曜日
U R L :https://www.instagram.com/goodcompany_americanpie/

11/3 open よろしくお願いいたします!お待ちしております(^^) #pie#仙川#カフェ#パイ

good companyさん(@goodcompany_americanpie)がシェアした投稿 –

2.パティシエールが作る全粒粉パイ専門店
「M.Santa(エム・サンタ)」

「パティスリー・サダハル・アオキ・パリ」で修業を積んだパティシエールが独立・開業したお店ということで、オープン前から話題を呼んだこちらのお店は、二子玉川に9月1日にオープンしました。
住宅に囲まれた閑静な場所に立地し、すでに近隣の人々に親しまれる店となっているそう。

姉妹で営んでおり、お姉さんがパイ作り、妹さんがハーブティーの調合を担当されているんだとか。
店内で挽いた全粒粉小麦粉と芳醇な発酵バターの使用がサクサクパイの秘訣。砂糖も塩も、健康に良い安心なものを使っているそうです。
一押しの新潟県産黒毛和牛のパテパイはランチでも楽しめます。
遠くても足を運びたいお店ですよね。

住  所:東京都世田谷区玉川2-1-16
営業時間:10:00~18:00
定休日 :月曜(祝日の場合は火曜休)、第1火曜
U R L :https://www.pie-santa.com/

この他にも、すでに新宿・銀座で大人気の「The Pie Hole Los Angeles」が12月21日に原宿・竹下通りにオープンするなど、新しい情報は毎日のように届いています☆
皆さんのご近所にもいつのまにかパイ専門店が・・・?
2018年も乞うご期待♪

ゆるパイは、ここから始まった!

 

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ゆるパイ・カタログ 藤井青銅

全国各地に存在する、お土産菓子の「ご当地パイ」。そのユニークさと、コンセプトの楽しいゆるさを愛し、作家・藤井青銅が勝手に「ゆるパイ」と名付け、大人気になりました。ここでは、各地の「ゆるパイ」をご紹介しながら、日本の豊富なパイ文化を楽しみましょう。

https://www.amazon.co.jp/gp/product/B00O4MT7NQ?ref=dbs_P_R_p2e_popup_alcT2

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ゆるパイカタログ
「うなぎパイ」

販売会社:有限会社春華堂(静岡県浜松市)

なんといっても、最初にご紹介すべきは「うなぎパイ」だ。これぞ、ゆるパイの元祖、始祖、ザ・ファースト・ゆるパイだ!(私が勝手にそう呼んで、コーフンしているだけだが)

発売が昭和36年(1961)、東海道新幹線開業の3年前というから、その先見性に驚く。まず、地元・浜名湖の名産うなぎをパイにしよう、という発想の斬新さが凄い。普通は「魚介類とお菓子を合体」しようとは思わないものだ。しかし、新しすぎる発想は、往々にして世間に受け入れられない…。

今では考えられないが、うなぎパイ発売当初、販売は苦戦をしていたという。そこを救ったのが、あの有名なコピーだった!

 

「夜のお菓子」というキャッチコピーは、最初からついていた。それは「夕食が終わったあと、家族団らんで食べて欲しい」という意味だ。しかしそれが「夜のお菓子? むふふふ…」という、あらぬ誤解を生んで話題になってしまったのだ。隠し味にガーリックも使われているし、と。

「うなぎパイ」が本当に凄いのはここからだ。実は当初、浜名湖のイメージで、パッケージの色はさわやかな青を基調にしていたという。それを、あらぬ誤解に怒ることなく、むしろ「夜のお菓子」のイメージに寄せて、栄養ドリンクカラーの「赤・黄・黒」に変えたのだ。すると、大ヒット! 発売から、わずか三ヶ月の英断だった。

 

開発に何年も要したものを、発売後たった三ヶ月で変更するなど、普通はできない。現在でいうならば、SNSで妙な話題になってしまったこにムキに抗議することなく、「あ、それも面白いですね。じゃ、そっちに変えま~す」という柔軟な対応を見せ、「おー、やるじゃないか」と世間に評価されたようなものだ。

さすが元祖、学ぶべきところは多い。

 

・・・ 筆者プロフィール・・・

 

藤井青銅(ふじいせいどう)
1955年山口県生まれ。24歳で第一回「星新一ショートショートコンテスト」入賞後、作家・脚本家・放送作家・作詞家として活動。書いたラジオドラマは数百本に及ぶ。

雑誌・単行本の他に、携帯サイト、電子書籍でもショートストーリーを多く発表している。

プロデュース面では、伊集院光と共に初のヴァーチャル・アイドル芳賀ゆいを作り、伊集院光をメジャーにする。脚本・演出・プロデュースを兼ねて、腹話術師いっこく堂を衝撃的に売り出す。

落語家の柳家花緑に新作「同時代落語」を提供し、47都道府県すべてにご当地落語を創るという壮大なプロジェクトを継続中。

〈著書紹介〉
「ラジオな日々」(小学館)
「ラジオにもほどがある」(小学館)
「笑ふ戦国史」(芸文社)
「歴史Web」(日本文芸社)
など多数。

世界のクリスマスパイ

こんにちは。
今日は「おいしい」パイのお話。


もうすぐクリスマスですね。
街に出るとキラキラしたデコレーションやイルミネーションが飾ってあり、見ているだけで心がわくわくしてきます。
今回はこの季節にぴったりな、世界のクリスマスに食べられているパイのご紹介です。

まず1つ目はイギリスの「ミンスパイ」。

クリスマスに食べるミンスパイはイギリス国民にとって欠かせないお菓子。
ミンスパイは香辛料や砂糖で甘く煮たドライフルーツ、りんご、ナッツ等をパイに入れ、上から星形に模ったパイ生地をのせて焼くのが一般的です。

かつてはひき肉とドライフルーツに香辛料と甘みを加えたものをパイ生地で包み、ゆりかごに見立てていました。
そこへイエス・キリストを表す小さな像を入れ、キリストの誕生日を祝っていたそうです。
よって今でも、ミンスパイ=ひき肉のパイと呼ばれているそうですよ。

甘くてスパイシーなドライフルーツと、さっくりした一口サイズのパイなので何個でも食べることができそうですね~!
紅茶や甘口のワイン、ブランデーなどとも相性バツグンです。

次は「ヨウルトルットゥ」。

日本ではあまりなじみのないパイですが、フィンランドのクリスマスに子どもから大人まで家庭で食べる、定番のパイです。

ヨウルは「クリスマス」、トルットゥは「タルト」という意味。
風車や星形のパイの中にプルーンのジャムが入っています。

バターの濃厚な香りがするパイと、しっとりとしたプルーンの素朴な甘さが食欲をそそります。
プルーンだけではなくブルーベリーやストロベリーのジャムでも代用できますよ!

クリスマスの時期に食べる特別なパイ。
大切な人たちと一緒に食べてみてはいかがでしょうか。

あつあつのパイを召し上がれ♪

こんにちは。

本日は“おいしい”パイについてのお話です。

12月に入り、本格的な冬の寒さの訪れにブルブルと震えてしまう今日この頃。

毎年、この季節になると私の大好きなパイが期間限定で発売されます。

そのパイとは、

“ケンタッキーフライドチキンのポットパイ”。

熱々のシチューにさくさくとパイを崩して一緒に食べる“ポットパイ”は

どんな寒い日でも食べた人をほっこりとさせてくれます。

 

ちなみにそんなKFCが発売する2017年の“ポットパイ”は

『チキンクリームポットパイ』。

今年のポットパイはKFC自慢のチキンと北海道産のじゃがいも、

コーン、にんじん、たまねぎを贅沢に使ったクリームシチューに、

サクッとしたクッキー生地風のパイを崩して食べる、

北海道のおいしさが詰まったボリュームたっぷりな商品。

KFCと言えばフライドチキンというイメージが強いですが、

このシリーズ、実は1996年から発売されており、

冬だけにしか楽しむことのできない季節限定商品として

10年以上も多くのファンに愛され続けてる隠れ人気商品なのです♪

 

今年もやってきたKFCのポットパイ。

この冬はKFCのフライドチキンとともに熱々のパイ料理を召し上がれ♪

≪商品情報≫

■商品名:「チキンクリームポットパイ」
■税込価格:590 円
■発売日:2017 年 11 月 23 日(木)
■販売店舗:全国のKFC店舗
※数量限定のため無くなり次第、販売を終了
※一部販売しない店舗あり

パイの役割と魅力

日本パイ倶楽部 理事の門上です。

パイという言葉を聞くと、何故かスイーツより料理を思い浮かべてしまうのです。
とくにフランス料理では、パイが多用されます。
その役割は、中身の温かさや香りを閉じ込めるというものがあります。
また器として考えるものもあります。そして料理の一部として一緒に食べるというのがあるのです。

これからの季節は、パイ包み焼きがメニューに登場します。
わたしが最近食べた中でもっとも鮮烈な印象を与えてくれたのは、和歌山にあるレストラン「オテル・ド・ヨシノ」の手島純也シェフが作ってくれた本州鹿のパイ包み焼きでした。

このメニューは、パイの中にある鹿肉の温度・香りを閉じ込めるものでした。
と同時にパイ生地もソースと一緒に味わってもらいたいのです。
まずは視覚的なインパクトが必要です。
サイズもあるのですが、私がもっとも気になるのは焼き色です。
うっすら茶褐色というのは、食欲を刺激することはありません。
やはりガツッと焼き色がついてこその料理です。
この茶褐色の色合いと香ばしさは、メイラード反応といって人間がおいしさを感ずる重要な要素の一つなんです。
その条件を見事に満たしてくれた手島シェフのパイ包み焼きには魅了されます。

 

もちろん提供されるときにはカットされ、濃厚なソースが付きます。
中には鹿肉とフォアグラが同居しています。
ソースは鹿の内臓と血液から作られたものです。
まさにフランス料理が持ち続けてきた伝統を美しく現代に蘇らせた逸品です。

ここで食べる度に、フランス料理の歓びを感じるのです。

「オテル・ド・ヨシノ」
和歌山県和歌山市手平2-1-2 和歌山ビッグ愛 12F
073-422-0001

<プロフィール>
門上 武司
日本パイ倶楽部 理事

1952年 大阪生まれ
フードコラムニスト
料理雑誌『あまから手帖』編集顧問