パイ専門店続々オープン♪

こんにちは!

今日は「美味しい」パイのお話。

2017年もたくさんの新規オープンしたパイ専門店をご紹介してきましたが、パイブームはまだまだ留めることを知らず・・・
今回は東京にオープンした2店をInstagramの投稿とともにご紹介します☆

1.オーナーは西海岸で修業された本格派!
「Good Company The American Pie」

調布市に11月3日にオープンしたこちらのお店。
パイに魅せられたオーナーが「アメリカのように子どもから老人まで幸せそうに食べるパイ」を日本でも提供したいとの想いからオープンに至ったそう。
DIYで手作りの店内には7席のイートインコーナーとテイクアウト用のカウンターがあり、ほっこり落ち着く空間。
オープン当初から大人気で売り切れ続出だそうですよ♪

ピーカンチョコレートパイ、バナナクリームキャラメルパイなどのアメリカの定番人気パイはもちろんのこと、ミートパイやキッシュ、ブラウニーなども置かれています。
もちろん、今の時期にはポットパイも!
近所にあったら、パン屋さんに行くような感覚で毎日通いたくなってしまいますね☆

住  所:調布市緑ヶ丘1-10-7
営業時間:11時〜20時(なくなり次第終了)
定 休 日: 水曜日
U R L :https://www.instagram.com/goodcompany_americanpie/

11/3 open よろしくお願いいたします!お待ちしております(^^) #pie#仙川#カフェ#パイ

good companyさん(@goodcompany_americanpie)がシェアした投稿 –

2.パティシエールが作る全粒粉パイ専門店
「M.Santa(エム・サンタ)」

「パティスリー・サダハル・アオキ・パリ」で修業を積んだパティシエールが独立・開業したお店ということで、オープン前から話題を呼んだこちらのお店は、二子玉川に9月1日にオープンしました。
住宅に囲まれた閑静な場所に立地し、すでに近隣の人々に親しまれる店となっているそう。

姉妹で営んでおり、お姉さんがパイ作り、妹さんがハーブティーの調合を担当されているんだとか。
店内で挽いた全粒粉小麦粉と芳醇な発酵バターの使用がサクサクパイの秘訣。砂糖も塩も、健康に良い安心なものを使っているそうです。
一押しの新潟県産黒毛和牛のパテパイはランチでも楽しめます。
遠くても足を運びたいお店ですよね。

住  所:東京都世田谷区玉川2-1-16
営業時間:10:00~18:00
定休日 :月曜(祝日の場合は火曜休)、第1火曜
U R L :https://www.pie-santa.com/

この他にも、すでに新宿・銀座で大人気の「The Pie Hole Los Angeles」が12月21日に原宿・竹下通りにオープンするなど、新しい情報は毎日のように届いています☆
皆さんのご近所にもいつのまにかパイ専門店が・・・?
2018年も乞うご期待♪

ゆるパイは、ここから始まった!

 

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ゆるパイ・カタログ 藤井青銅

全国各地に存在する、お土産菓子の「ご当地パイ」。そのユニークさと、コンセプトの楽しいゆるさを愛し、作家・藤井青銅が勝手に「ゆるパイ」と名付け、大人気になりました。ここでは、各地の「ゆるパイ」をご紹介しながら、日本の豊富なパイ文化を楽しみましょう。

https://www.amazon.co.jp/gp/product/B00O4MT7NQ?ref=dbs_P_R_p2e_popup_alcT2

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ゆるパイカタログ
「うなぎパイ」

販売会社:有限会社春華堂(静岡県浜松市)

なんといっても、最初にご紹介すべきは「うなぎパイ」だ。これぞ、ゆるパイの元祖、始祖、ザ・ファースト・ゆるパイだ!(私が勝手にそう呼んで、コーフンしているだけだが)

発売が昭和36年(1961)、東海道新幹線開業の3年前というから、その先見性に驚く。まず、地元・浜名湖の名産うなぎをパイにしよう、という発想の斬新さが凄い。普通は「魚介類とお菓子を合体」しようとは思わないものだ。しかし、新しすぎる発想は、往々にして世間に受け入れられない…。

今では考えられないが、うなぎパイ発売当初、販売は苦戦をしていたという。そこを救ったのが、あの有名なコピーだった!

 

「夜のお菓子」というキャッチコピーは、最初からついていた。それは「夕食が終わったあと、家族団らんで食べて欲しい」という意味だ。しかしそれが「夜のお菓子? むふふふ…」という、あらぬ誤解を生んで話題になってしまったのだ。隠し味にガーリックも使われているし、と。

「うなぎパイ」が本当に凄いのはここからだ。実は当初、浜名湖のイメージで、パッケージの色はさわやかな青を基調にしていたという。それを、あらぬ誤解に怒ることなく、むしろ「夜のお菓子」のイメージに寄せて、栄養ドリンクカラーの「赤・黄・黒」に変えたのだ。すると、大ヒット! 発売から、わずか三ヶ月の英断だった。

 

開発に何年も要したものを、発売後たった三ヶ月で変更するなど、普通はできない。現在でいうならば、SNSで妙な話題になってしまったこにムキに抗議することなく、「あ、それも面白いですね。じゃ、そっちに変えま~す」という柔軟な対応を見せ、「おー、やるじゃないか」と世間に評価されたようなものだ。

さすが元祖、学ぶべきところは多い。

 

・・・ 筆者プロフィール・・・

 

藤井青銅(ふじいせいどう)
1955年山口県生まれ。24歳で第一回「星新一ショートショートコンテスト」入賞後、作家・脚本家・放送作家・作詞家として活動。書いたラジオドラマは数百本に及ぶ。

雑誌・単行本の他に、携帯サイト、電子書籍でもショートストーリーを多く発表している。

プロデュース面では、伊集院光と共に初のヴァーチャル・アイドル芳賀ゆいを作り、伊集院光をメジャーにする。脚本・演出・プロデュースを兼ねて、腹話術師いっこく堂を衝撃的に売り出す。

落語家の柳家花緑に新作「同時代落語」を提供し、47都道府県すべてにご当地落語を創るという壮大なプロジェクトを継続中。

〈著書紹介〉
「ラジオな日々」(小学館)
「ラジオにもほどがある」(小学館)
「笑ふ戦国史」(芸文社)
「歴史Web」(日本文芸社)
など多数。

世界のクリスマスパイ

こんにちは。
今日は「おいしい」パイのお話。


もうすぐクリスマスですね。
街に出るとキラキラしたデコレーションやイルミネーションが飾ってあり、見ているだけで心がわくわくしてきます。
今回はこの季節にぴったりな、世界のクリスマスに食べられているパイのご紹介です。

まず1つ目はイギリスの「ミンスパイ」。

クリスマスに食べるミンスパイはイギリス国民にとって欠かせないお菓子。
ミンスパイは香辛料や砂糖で甘く煮たドライフルーツ、りんご、ナッツ等をパイに入れ、上から星形に模ったパイ生地をのせて焼くのが一般的です。

かつてはひき肉とドライフルーツに香辛料と甘みを加えたものをパイ生地で包み、ゆりかごに見立てていました。
そこへイエス・キリストを表す小さな像を入れ、キリストの誕生日を祝っていたそうです。
よって今でも、ミンスパイ=ひき肉のパイと呼ばれているそうですよ。

甘くてスパイシーなドライフルーツと、さっくりした一口サイズのパイなので何個でも食べることができそうですね~!
紅茶や甘口のワイン、ブランデーなどとも相性バツグンです。

次は「ヨウルトルットゥ」。

日本ではあまりなじみのないパイですが、フィンランドのクリスマスに子どもから大人まで家庭で食べる、定番のパイです。

ヨウルは「クリスマス」、トルットゥは「タルト」という意味。
風車や星形のパイの中にプルーンのジャムが入っています。

バターの濃厚な香りがするパイと、しっとりとしたプルーンの素朴な甘さが食欲をそそります。
プルーンだけではなくブルーベリーやストロベリーのジャムでも代用できますよ!

クリスマスの時期に食べる特別なパイ。
大切な人たちと一緒に食べてみてはいかがでしょうか。

あつあつのパイを召し上がれ♪

こんにちは。

本日は“おいしい”パイについてのお話です。

12月に入り、本格的な冬の寒さの訪れにブルブルと震えてしまう今日この頃。

毎年、この季節になると私の大好きなパイが期間限定で発売されます。

そのパイとは、

“ケンタッキーフライドチキンのポットパイ”。

熱々のシチューにさくさくとパイを崩して一緒に食べる“ポットパイ”は

どんな寒い日でも食べた人をほっこりとさせてくれます。

 

ちなみにそんなKFCが発売する2017年の“ポットパイ”は

『チキンクリームポットパイ』。

今年のポットパイはKFC自慢のチキンと北海道産のじゃがいも、

コーン、にんじん、たまねぎを贅沢に使ったクリームシチューに、

サクッとしたクッキー生地風のパイを崩して食べる、

北海道のおいしさが詰まったボリュームたっぷりな商品。

KFCと言えばフライドチキンというイメージが強いですが、

このシリーズ、実は1996年から発売されており、

冬だけにしか楽しむことのできない季節限定商品として

10年以上も多くのファンに愛され続けてる隠れ人気商品なのです♪

 

今年もやってきたKFCのポットパイ。

この冬はKFCのフライドチキンとともに熱々のパイ料理を召し上がれ♪

≪商品情報≫

■商品名:「チキンクリームポットパイ」
■税込価格:590 円
■発売日:2017 年 11 月 23 日(木)
■販売店舗:全国のKFC店舗
※数量限定のため無くなり次第、販売を終了
※一部販売しない店舗あり

パイの役割と魅力

日本パイ倶楽部 理事の門上です。

パイという言葉を聞くと、何故かスイーツより料理を思い浮かべてしまうのです。
とくにフランス料理では、パイが多用されます。
その役割は、中身の温かさや香りを閉じ込めるというものがあります。
また器として考えるものもあります。そして料理の一部として一緒に食べるというのがあるのです。

これからの季節は、パイ包み焼きがメニューに登場します。
わたしが最近食べた中でもっとも鮮烈な印象を与えてくれたのは、和歌山にあるレストラン「オテル・ド・ヨシノ」の手島純也シェフが作ってくれた本州鹿のパイ包み焼きでした。

このメニューは、パイの中にある鹿肉の温度・香りを閉じ込めるものでした。
と同時にパイ生地もソースと一緒に味わってもらいたいのです。
まずは視覚的なインパクトが必要です。
サイズもあるのですが、私がもっとも気になるのは焼き色です。
うっすら茶褐色というのは、食欲を刺激することはありません。
やはりガツッと焼き色がついてこその料理です。
この茶褐色の色合いと香ばしさは、メイラード反応といって人間がおいしさを感ずる重要な要素の一つなんです。
その条件を見事に満たしてくれた手島シェフのパイ包み焼きには魅了されます。

 

もちろん提供されるときにはカットされ、濃厚なソースが付きます。
中には鹿肉とフォアグラが同居しています。
ソースは鹿の内臓と血液から作られたものです。
まさにフランス料理が持ち続けてきた伝統を美しく現代に蘇らせた逸品です。

ここで食べる度に、フランス料理の歓びを感じるのです。

「オテル・ド・ヨシノ」
和歌山県和歌山市手平2-1-2 和歌山ビッグ愛 12F
073-422-0001

<プロフィール>
門上 武司
日本パイ倶楽部 理事

1952年 大阪生まれ
フードコラムニスト
料理雑誌『あまから手帖』編集顧問