世界のクリスマスパイ

こんにちは。
今日は「おいしい」パイのお話。


もうすぐクリスマスですね。
街に出るとキラキラしたデコレーションやイルミネーションが飾ってあり、見ているだけで心がわくわくしてきます。
今回はこの季節にぴったりな、世界のクリスマスに食べられているパイのご紹介です。

まず1つ目はイギリスの「ミンスパイ」。

クリスマスに食べるミンスパイはイギリス国民にとって欠かせないお菓子。
ミンスパイは香辛料や砂糖で甘く煮たドライフルーツ、りんご、ナッツ等をパイに入れ、上から星形に模ったパイ生地をのせて焼くのが一般的です。

かつてはひき肉とドライフルーツに香辛料と甘みを加えたものをパイ生地で包み、ゆりかごに見立てていました。
そこへイエス・キリストを表す小さな像を入れ、キリストの誕生日を祝っていたそうです。
よって今でも、ミンスパイ=ひき肉のパイと呼ばれているそうですよ。

甘くてスパイシーなドライフルーツと、さっくりした一口サイズのパイなので何個でも食べることができそうですね~!
紅茶や甘口のワイン、ブランデーなどとも相性バツグンです。

次は「ヨウルトルットゥ」。

日本ではあまりなじみのないパイですが、フィンランドのクリスマスに子どもから大人まで家庭で食べる、定番のパイです。

ヨウルは「クリスマス」、トルットゥは「タルト」という意味。
風車や星形のパイの中にプルーンのジャムが入っています。

バターの濃厚な香りがするパイと、しっとりとしたプルーンの素朴な甘さが食欲をそそります。
プルーンだけではなくブルーベリーやストロベリーのジャムでも代用できますよ!

クリスマスの時期に食べる特別なパイ。
大切な人たちと一緒に食べてみてはいかがでしょうか。

偶然生まれたタルト・タタン

こんにちは。
本日はおもしろいパイのお話。
現在、世界中で愛されているタルト・タタンがどのような経緯で誕生したかをご紹介したいと思います。


「タルト・タタン」とは、砂糖とバターでキャラメリゼしたりんごを型に敷きつめ、その上からパイ生地をかぶせて焼いたフランスの伝統的なお菓子。
焼きあがったら型をひっくり返して、りんごの部分を上にして食べます。

洋菓子店はもちろん、レストランのデザートや家庭料理として広く親しまれているタルト・タタンですが、始まりは失敗から偶然生まれたお菓子だったんです!
今日はそのお話を…

19世紀後半、フランスのラモット・ブーヴロンに、タタンという名の姉妹が小さなホテルを経営していました。

ある時、タタン姉妹はりんごのタルトを作りましたが、型の中にりんごと砂糖、バターだけを入れて焼いてしまい、うっかり生地を入れ忘れてしまいました。
慌てて、焼く途中で上から生地をかぶせてみたら、意外にも底にたまった砂糖がキャラメル状になってりんごに染み込み、おいしそうなお菓子が出来上がっていたのです。
そのお菓子をホテルのお客様に出したところおいしいと大好評で、フランスから世界中へと広まり、それ以来タタン姉妹が作ったタルトということで、タルト・タタンと呼ばれるようになりました。

このタルトを作ったタタン姉妹のホテルは、今でもラモット・ブーヴロンにオテル・タタン(HOTEL TATIN)という名前で残っているのですよ。

もちろん、ここではタタン姉妹が生み出した元祖「タルト・タタン」を食べることができます!

オテル・タタンのタルト・タタンはりんごそのものの風味を生かすため、りんごすべてをキャラメリゼするのではなく外側だけ軽くキャラメリゼにするのが特徴。
りんごの甘味と酸味、キャラメリゼの苦味のバランスがちょうど良いあっさりとした味わいです。
底のパイ生地はキャラメルがたっぷりとしみ込み柔らかくなったことで、口の中でりんごとバラバラにならず一体感を感じることができます。

本場のタルト・タタン、フランスに旅行に行った際はぜひ食べてみたいですね!

つめた~いアイスにパイを添えて

こんにちは☆

今日はおいしいパイのお話。

みなさん、甘いパイはどうやって食べるのが好きですか?

私はもちろんアイスクリーム添え!
あつあつのアップルパイに冷たくて甘いバニラアイスクリームを乗せて食べるのが大好きです♪
きっと嫌いな方はいないはず☆

Apple Pie with Caramel and Vanilla Ice Cream
Apple Pie with Caramel and Vanilla Ice Cream

パイ好きならそんなこと知ってて当たり前だよ!と言われるかもしれませんが、パイのアイスクリーム添えは「パイ・ア・ラ・モード(Pie à la Mode)」というそう。
お恥ずかしながら私は今回調べていて知りました・・・

パイ・ア・ラ・モードはアメリカのミネソタ州で1885年にJohn Gierietによって作られたメニューと言われているそうです。
ですが、そのときは浸透せず、1936年にワシントン郡ケンブリッジのケンブリッジホテルで一人のお客さんが滞在中毎日アップルパイのアイスクリーム添えを頼み、それを見ていた別のお客がアップルパイのプレートを見て、パイ・ア・ラ・モードとJohn Gierietが付けた名前と同じ名前を付けたため、いつ・誰が初めて作ったのかで新聞で取り上げられるほど論争がおこったそうです。

パイのアイスクリーム添えにそんな歴史があるとは…やはりパイは奥が深いですね。

 

そんな私を含めたパイ×アイス好きに朗報です。
ハーゲンダッツジャパンから期間限定新商品のミニカップ、その名も『日向夏のパンナコッタ~パイを添えて~』がローソン限定で発売されますよ!
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商品概要は以下の通り☆
コクがありながらも優しい味わいのパンナコッタアイスクリームに、バターの風味とサクサクの食感が楽しめるパイを混ぜ合わせ、天面にはとろりとした日向夏ソースをのせました。爽やかな酸味のある日向夏ソースがつややかに輝き、見た目にも涼やかな初夏にぴったりのデザートです。(5/16発表公式リリースから引用)

 

まだ中身は未発表ですが、どんな感じなのでしょうか?
アイスクリームにパイを混ぜ合わせたらサクサクではなくなってしまいますよね。
でも、リリース発表の通り、サクサク食感が楽しめるパイとのこと!

 

あまいパンナコッタアイスクリームにサクサクパイ、さらに上にはほんのりすっぱい日向夏ソース!!
女子の好きなものばかり!いろいろ楽しめるのが嬉しいですよね。

全貌がとっても楽しみです♪

<商品概要>
商品名:ハーゲンダッツ ミニカップ 日向夏のパンナコッタ~パイを添えて~
内容量:102ml
発売日:2017年5月23日(火)
販売先:全国のローソン、ナチュラルローソン(一部店舗を除く)
価 格:294円(税込)

今週はBritish Pie Week♪

こんにちは!

突然ですが今週はパイの大きなイベントの週なんです。

さて、なにかご存じですか?

 

 

 

 

 

正解はBritish Pie Week!
直訳すると「英国パイ週間」というイベントです。
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イギリスで毎年3月の1週目の月曜日から日曜日に行われるBritish Pie Week。
もともとは大手ペストリーメーカーが始めたキャンペーンがいつの間にか国民的行事になったんだそう。
日本の「ホワイトデー」みたいですね。

 

そんなBritish Pie Week、いったい何をするのかというと
「ただパイを食べる!」それに尽きるんだとか。
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パイ週間だからパイを食べるという口実にパブに行き、パイそっちのけでいつもより多めにビールを飲む人も後を絶たないんだそう。
パブもそのイベントに便乗して、様々なキャンペーンを計画します。
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パイとビールが大好きなイギリスらしいイベントですね。

 

イギリスのイベントキュレーションサイト、AwarenessDays.co.ukによると、パイウィークでは毎年少なくとも75%もの人がパイを楽しんでいて、パイを焼いたりパイを買ったりして思い思いの方法でパイに触れているそうです。

Pie Nightという夜のイベントもあり、なんといってもこの週一番のイベントは「British Pie Awards」!
毎年Melton Mowbrayで開催されるパイアワードは、数百人のパイ料理人が集まるコンテストです。
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今年度は昨日、3月8日に行われました。

このパイアワードは「パイはペストリーに包まれた詰め物である」という定義のもと、20種類ものジャンルに分かれたパイが出品され、審査によって種類ごとにチャンピオンと金賞・銀賞が決まります。
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珍しいパイケーキも!どんな味なのか気になりますね。
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エントリーする際にも重さや温度など厳しいルールを守ったパイがたくさん出品されます。
審査員の数は50人以上というから驚きです。

今年の各部門のチャンピオンはどんな方なんでしょうか。
分かり次第、こちらのブログで紹介していきたいなと思います!

 

日本のパイもイギリスに負けてはいられませんね☆
パイウィークやアワードに匹敵するくらいのイベントが定着するのを夢見ている私たち、日本パイ倶楽部が制定したパイの日は「毎月13日」!
おなじみのパイブロガーが今月もパイ情報を更新しますのでfacebookを要チェックです!

こちらのブログも次回の更新をお楽しみに☆

さむ~い冬には何と言ってもポットパイ

こんにちは。

日に日に寒さが増している今日この頃ですが、そんな憂鬱な日は温かいパイを!
今日ご紹介するのは、身も心もほっこり温まる「ポットパイ」です。
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ポットパイとは、wikipediaによると、底面と上面を薄いパイ皮で完全に包んで、パイ皿で形を整えて焼いた塩味のパイのこと。
熱々シチューにパイの蓋をサクッと崩して一緒に食べるときは何とも至福の時。

日本ではチキンシチューの入った陶器にパイをかぶせたポットパイをクリスマスシーズンに目にすることが多いですよね。

そんなポットパイ、実は中身も作り方も様々。

世界のポットパイを見てみましょう☆

―アメリカ―
ポットパイ

アメリカのポットパイは日本と同じように底面にパイ皮は敷かないそう。
フィリングはシチュー状のものがベースで、チキンやポテト、ミックスベジタブルをいれるのが一般的です。

見た目や味はシチューのようなので日本のものに似ていますが、グラタンのようにこってりとしているんだとか。
容器のサイズも大小様々、ビスケット(スコーン)をパイ代わりにする家庭もあるそうです。家庭によって違う母の味、素敵ですね☆

―ロシア―
ロシアの「горшок(ガルショーク)」という料理はポットパイの起源とも言われているそうです。

ガルショーク

ガルショークは“壺”という意味で、壺にパイ生地をかぶせ、中身はボルシチやキノコのスープなど。
極寒のロシアでは温かいスープもすぐに冷めてしまうので、パイで蓋をして保温したという説が通説のため、スープメニューに分類されるそうです。

―フランス―
少し変わり種のご紹介。
「Bouché a la reine(ブーシェ・ア・ラ・レーヌ)」というポットパイは、パイの器に牛肉と鶏肉のホワイトソースを入れて焼いたものです。
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あふれるくらいたっぷり入れたホワイトソースの上に、パイ生地の丸い部分を少しナイフで切り取ってソースの上に乗せるのがお約束とのこと。
boucheeは、“一口大”、a la reineは“王妃様の”という意味。
名前の通り、ちょこんと乗ったパイがおしゃれなフランスらしい一品ですね♪

残りのカレーを包んだり、コンソメスープを包んだり・・・
アレンジの効くポットパイ、ぜひオリジナルの“家庭の味”を作ってみてはいかがでしょうか。

フランスから来た冷凍食品専門店

2016年11月23日、東京都港区 青山骨董通りにフランス生まれの冷凍食品専門店『Picard(ピカール)』がオープンしました。
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Picardはフランスを中心にイタリア、ベルギー、スウェーデン、スイスとヨーロッパ5カ国で1000店舗以上を展開している、ヨーロッパの人々には馴染み深いお店です。

Picardのコンセプトは
「365日、いつでも誰でもおいしさ溢れる食卓を」

朝食、昼食、夕食をはじめスイーツやパーティーにも持ち寄れる多くの種類のフランスの味を日本にいながら手軽に味わうことができる楽しいお店です。

そんなPicardに先日行って参りました。夕方に行ったのですが、店内は多くの人でいっぱい。売り切れ商品もありました。やはり注目されているんですね。

美味しそうなパイ商品もあります!
先日Facebookでもご紹介したこちらの魚パイ。今からのこの季節、パーティやお祝いにもぴったりです。お正月に頂く鯛…来年はこちらのお魚パイはいかがでしょうか。
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こんなミニパイのセットもあります。
こちらもパーティに良さそうでねっ。
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そしてPicardの隣には『Bio c’ Bon(ビオセボン)』という食品から日用品まで幅広い商品を揃えた、こちらも2008年にフランスで生まれたビオストアがあります。
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(※ビオとは、農薬や化学肥料を使ずに有機栽培で環境や生き物に優しい農業や食品加工を行うことです)

注目されている新しいお店にぜひ皆様も足を運んでみてください!

<店舗情報>
Picard(ピカール)
〒106-0045 東京都港区麻布十番2-9-2
TEL 080-9183-9239
営業時間 10:00~22:00
https://www.picard-frozen.com/

世界のパイ vol.011

こんにちは!

連続しますが…本日も世界のパイをご紹介したいと思います。
本日は『ギリシャ』のパイです。

ギリシャのパイと聞いてもピンと来ないかもしれませんが、ギリシャでもパイはよく食べられるとてもポピュラーなものなのです。
そして日本人の味覚にも合う美味しいパイがたくさんあるそう☆

ギリシャ語ではパイのことをピタと言い、お料理系から甘い系までたくさんの種類のパイが食べられています。

お料理系では、フィリングとして牛肉や鶏肉を詰めたもの、ほうれん草とチーズを詰めたものなどがありそれぞれ名前もついています。

こちらは「スパナコピタ」と呼ばれる、ほうれん草とチーズを詰めたパイ。
greekこの薄いフィロが重なりあった姿がさらに食欲をそそります…

スパナコピタは冷凍食品としても発売されております♩
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そして甘い系のパイでよく知られているのが「ブガッツア」と言うスイーツパイ。こちらもフィロ生地の中にカスタードクリームを詰めて焼いたものです。表面には粉砂糖とシナモンがまぶされています。
greek4あーこちらもこの薄い生地がたまりません。出来たてなんてとびきり美味しいに違いないですね。

ギリシャでは街中にパイを売るお店がたくさんあるそうで、「クレームロイヤル」というチェーン店では時間帯によっては手打ちでフィロを打っているところを見られるそう。
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ギリシャに行く際はパイを食べずにはいられません。

世界のパイ vol.010

こんにちは。

今日は久しぶりに世界のパイシリーズです!
前回は今年の2月にカナダのあま~いシュガーパイをご紹介しました。
今回はイギリスの伝統パイ『Manchester tart(マンチェスタータルト)』をご紹介します。

マンチェスターとはご存知の通り、イングランド北西部にある代表的な都市です。(サッカーチームであるマンチェスターユナイテッドも有名ですね)
都市名が付いたお菓子ってなんだか素敵です。

さて、マンチェスタータルトとは、一般的にパイ生地にラズベリージャムが広げられ、その上をカスタードクリームが覆い、表面はココナッツが振りかけられていて、トップにはちょこんとマラスキーノ・チェリーが添えられているものです。
(マラスキーノ・チェリーとはパフェなどの添え物として使われている砂糖漬けされてた甘いチェリーです)

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こんな小さな手のひらサイズもあります♩
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マンチェスタータルト…とっても甘そうな感じがしますが、イギリス旅行の際はぜひお試しください☆

アメリカのパイ専門店が日本にオープン

こんにちは!

昨年9月、こちらの日本パイ倶楽部のブログで「海外にあるパイのお店」シリーズがスタートしました。

第1回目にご紹介した、アメリカのロサンゼルスにある「The Pie Hole」は私も当時のブログで「日本に上陸するといいですね」とつぶやいていたのですが…今年の10月に日本初上陸することになりました!

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今、日本ではパイブームが来ています。そんな中、パイの本場であるアメリカの本格的なパイを日本で食べられる日がまた来るのは嬉しいことですね♩
2016年10月に東京のルミネ新宿にオープン予定です☆
今秋が待ち遠しい!

海外にあるパイのお店 vol.005

アメリカのデザートと言えばパイ。そんなアメリカにはパイ専門店がたくさん!

前回の「海外にあるパイのお店」に続き…今回もアメリカにあるパイ専門店をご紹介します☆

ニューヨーク ブルックリンにある人気店「THE FOUR&TWENTY BLACKBIRDS(ザ フォー&トゥエンティーブラックバーズ)」

Four&Twenty Blackbirdsはサウスダコタ出身の姉妹、エミリーエルセンさん(右)とメリッサエルセンさん(左)が2010年に立ち上げたパイ専門店。
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日本のガイドブックにもよく掲載されていて、人気のアップルパイや季節感を取り入れたパイが店内に並びます。
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姉妹のおばあちゃんから教わったパイのレシピは使用する素材にもこだわっていて、できるだけオーガニックのものを使用したり、季節に合った旬の果物を農家から仕入れ店内で調理したりと、パイに対する作り手の真剣さが伝わってきます。

そしてなんと、Four&Twenty Blackbirdsのパイをもうすぐ日本で食べることができるのです!
阪急うめだ本店で5/11(水)~5/17(火)の期間開催されるニューヨークフェアに出店されます。今年で5回目となるニューヨークフェアはブルックリン特集だそう。今からワクワク楽しみですね。
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<店舗情報>
THE FOUR&TWENTY BLACKBIRDS
439 3rd Ave.Brooklyn,NY 11215
718-499-2917
http://www.birdsblack.com/